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お知らせファミリーヒストリーの調べ方』

 【家系図作成編】
 3章  戸籍を取る



 では、ここから具体的な調査の手法に入っていきましょう。

 明治維新期からの家系図の調査、作成については、ある種の「定石」があるので、そんなに頭を悩ます必要はありません。作業を淡々とこなしていけばいいのです。

 その作業とは、

 @戸籍(除籍謄本)を取れるだけ取る
 A墓碑銘から戸籍情報を補足する

のたったふたつです。

 皆さん、自分の戸籍を取得して、目にしたことはあるでしょう。そこに記載されているのは、

・本籍地
・世帯主名
・構成家族各自につき、生年月日、父母の名と続柄、死亡日時と場所

です。

 さらに、結婚していれば、

・婚姻届出日
・婚姻入籍した人の氏名、生年月日、その父母と続柄、元の本籍地

が入っています。これだけでも故人の人生のアウトラインは十分につかめます。

 戸籍に記載されている人が全員、転籍や死亡でいなくなってしまった場合は除籍扱いとなりますが、役所には保存されています。この保存されている除籍簿を役所に請求し、謄本を取っていくのです。

 具体的な取得の方法については、一例として、横浜市役所のHP「除籍謄本・除籍抄本について」のページをリンクしました。ここに、具体的な請求の方法が記されています。

 ただし、これはあくまで横浜市の場合で、実際には、先祖が亡くなった時点で戸籍のあった市町村にあたることになります。遠隔地の場合は、郵送での請求もできます。詳しくは、該当する各市町村にお問い合わせください。

 このようにして親の情報がわかれば今度は祖父へ、さらに曾祖父へと、どんどん除籍謄本をさかのぼって取っていけば、家系図作成に必要な基本情報は集まります。

 後は、集めた謄本の親子関係、婚姻関係を見ながら、家系図を組んでいけばいいのです。

 NHKの『ファミリーヒストリー』でも、戸籍の取得と家系図の作成が、取材のスタートとなっているはずです。あくまで推測ですが、これがなければ話が始まりません。

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  ◆『ファミリーヒストリーの調べ方』 目次

   はじめに ファミリーヒストリー調査はここまでと割り切ればそれほど難しくない
   1章   ファミリーヒストリーとは何か
   2章   どこで割り切るか−目標の設定
  【家系図作成編】
   3章   戸籍を取る
   4章   墓碑銘を調べる
   5章   同時に戒名を記録しておく
   6章   代行業者に委託する際のポイント(上)
   7章   代行業者に委託する際のポイント(中)
   8章   代行業者に委託する際のポイント(下)
  【家伝記作成編】
   9章   兵籍簿を取り寄せる−戦争体験を残す一級史料
   10章   軍歴照会の方法
   11章   所属部隊の情報を調べる
   12章   親族にヒアリングする際のコツ
   13章   街は家族の生活の舞台、その成り立ちを知る
   14章   家伝記はデジタルデータで作ろう
   15章   目次を考えて、実際に書いてみよう
  【家訓作成編】
   16章   家訓はそもそも必要か(1)
        家訓はそもそも必要か(2)
        家訓はそもそも必要か(3)
        家訓はそもそも必要か(4)
   17章   時代とともに変わる家訓(1)

  【ファミリーヒストリーづくりに役立つ本】
        家訓編一覧

  【調べてみたらこうなった−家族史づくりの意外な効果編】
   その1   歴史が妙に身近に思えてくる(前)
        歴史が妙に身近に思えてくる(後)
   その2   多様な歴史観を持てるようになる(上)
        多様な歴史観を持てるようになる(中)
        多様な歴史観を持てるようになる(下)


   以降随時追加更新