切るか
3章 戸籍を取る
4章 墓石を調べる
5章 業者に委託する際の損得
6章 業者に委託する際の注意点本文へスキップ

お知らせファミリーヒストリーの調べ方』


 1章  ファミリーヒストリーとは何か



 一口にファミリーヒストリーといっても、あまりにも漠然として、人によりイメージする内容は異なるかもしれません。

 そこでまず、ファミリーヒストリーとは何かを自分なりに定義して、どのような作業をしなければならないのか、確認することから始めましょう。

 私の場合、まず「家族史をまとめたい」と思った時、「家系図はもちろんだけれども、それぞれの先祖がどのような人物で、どのような考え方あるいは生き方だったのか、できるだけわかるようにまとめたい」と考えました。

 これを図式にすると、以下のようになります。


  ファミリーヒストリー(家族史)= 家系図 + 家伝記


 このうち、家系図は皆さんもすぐにイメージできると思いますが、ちょっと説明を要するのが、家伝記だと思います。

 これはあくまで私なりの定義なのですが、家系図に記載されている各先祖の簡単なプロフィールやエピソード、さらに、家紋、家宝など、家に伝わる様々な伝承をまとめた本、です。

 たとえば、私の曽祖母は戦後まもなくに亡くなったため、私は一度も会ったことはありませんが、我が家の家伝記には叔父や叔母から聞いた彼女のエピソードや生前の写真が載っているので、おおまかなイメージは持つことができます。曽祖母のことは、『みちのく小伝』のみちのくの宮一族(1)筆屋とおかみと文化人で触れています

 このふたつ、家系図と家伝記がセットになって、初めてファミリーヒストリーが成立する、と私は思っています。

 家系図だけ作成しても、それぞれの先祖がどのような人物だったのかわからなければ、それは単なる名前のら列でしかありませんからね。それでは、ありがたみも半減です。

 そう定義すれば、次はこのふたつを作成するための作業を進めようということになります。となると、まずやらなければならないのが、家系図作成。それができた上で、家伝記作りに入る、という順番になるでしょう。

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  ◆『ファミリーヒストリーの調べ方』 目次

   はじめに ファミリーヒストリー調査はここまでと割り切ればそれほど難しくない
   1章   ファミリーヒストリーとは何か
   2章   どこで割り切るか−目標の設定
  【家系図作成編】
   3章   戸籍を取る
   4章   墓碑銘を調べる
   5章   同時に戒名を記録しておく
   6章   代行業者に委託する際のポイント(上)
   7章   代行業者に委託する際のポイント(中)
   8章   代行業者に委託する際のポイント(下)
  【家伝記作成編】
   9章   兵籍簿を取り寄せる−戦争体験を残す一級史料
   10章   軍歴照会の方法
   11章   所属部隊の情報を調べる
   12章   親族にヒアリングする際のコツ
   13章   街は家族の生活の舞台、その成り立ちを知る
   14章   家伝記はデジタルデータで作ろう
   15章   目次を考えて、実際に書いてみよう
  【家訓作成編】
   16章   家訓はそもそも必要か(1)
        家訓はそもそも必要か(2)
        家訓はそもそも必要か(3)
        家訓はそもそも必要か(4)
   17章   時代とともに変わる家訓(1)



  【ファミリーヒストリーづくりに役立つ本】
        家訓編一覧

  【調べてみたらこうなった−家族史づくりの意外な効果編】
   その1    歴史が妙に身近に思えてくる(前)
         歴史が妙に身近に思えてくる(後)
   その2    多様な歴史観を持てるようになる(上)
         多様な歴史観を持てるようになる(中)
         多様な歴史観を持てるようになる(下)


   以降随時追加更新